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2010年12月

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まめしば(大魔王)入魂!のMノズルを試す。

今、全国一千万人?! のCRキャブマニアの間で、ホットな話題といえば もちろん‘Mノズル’だ。
IMG_7727.jpg
左から、ノーマルノズル、Mノズル ショート、Mノズル ロング

街の噂だと、
‘今まで、全くモテなかったボクですが、Mノズルに変えただけで彼女が出来ました!’とか 
‘Mノズルに変えただけで、学校の成績がぐーんとあがりました。’ 
ということらしい、、。
そりゃ大変だ!変えなきゃ。

ところで、Mノズルってなんだ? 
ザッと説明しよう。
↓がケイヒンCRキャブレターの構造図
kouzou.jpg
31番のパーツ プライマリチョークというパーツですな。 これです。

IMG_7816_2.jpg(ひどい絵ですまん)
これが、ケイヒンCRキャブレターのメイン系。
ベンチュリを空気が流れるとき、ニードルジェットとニードルの隙間に負圧が生じ、ガソリンが吸い上げられる。
要するに、霧吹きと同じ。といっても若い人は、霧吹きなんて知らないよな。説明にもなんないか。
まぁ、その、ガソリンが吹き出る出口の部品の形状を変えてみるという事です。

魔王(まめしばさん)は自分のすぺっしゃるなSUZUKI GS1000に、CRとTMRを付け替えてそのフィールを楽しんでいるのだが、その二つのキャブのいいとこ取りが出来ないかとお考えになられたのである。

 CRキャブレターは元々は昔々大昔、ホンダが4サイクルで世界GPに挑戦していたとき、京浜と共同で開発していたものだ。それを時代がさがり、民生用にデベロップしたもの。
現在はその昭和風のルックスもあって、カワサキZ等旧車によく使われる。
性格はFCRやTMRに較べると、繊細さやレスポンスには劣るがスロットルを開けたとき、ずぅわっと穏やかに、しかし二次曲線的な吹けが気持ち良いとされている。
 それに対しミクニのTMRはレスポンスが良く、霧化特性がいいらしい。‘魔王’のよると右手とスロットルバルブが直結しているようなフィールはFCR以上らしい。
空撚比も安定しているようだ。
TMRはおそらく最後の競技用キャブレターだろう。 オートバイも電子制御の燃料噴射の時代である。
 そこで、我らが魔王は、いにしえのCRにTMR自慢のハイパーノズルを組み合わせたら面白い事になるのでは思い、それを実行に移されたのだ! それも、ノズルの高さ違いまで作って。

ベンチュリに突きだして、ニードルジェットの先っぽにつく筒。
こんなんで、どんな違いがあるのかいな。CRは円筒バルブ、TMRはフラットバルブ、パーシャル時、気流の流れが相当違うだろう。と思いながら試してみた。
ノズル
左:ニードルジェット ムキだし、中:ノーマルノズル、右:Mノズル ショート

まず、ショートからやってみた。IMG_7728.jpg

あ、そうそうテスト車は 1981 BMW R80G/S 800cc フラットツイン OHV2バルブ 、たった50馬力!
あいにく、A/Fセンサもデータロガーもないし、俺には超能力もない。 残念だ。

セッティングノート 12/5のがノーマルノズルのこれまでのセット。
まめしばサジェスチョンでそのままのセットで始動を試みるも全然ダメ。
Y5なんてのは、世田谷のNAPSにも在庫はなかった。 
上野のバムレーシングに行き、Y5,Y6 メインジェットも買う。
噂通り、YY系の細いニードルは品切れらしい。
バムのお兄さんとMノズル(プライマリチョーク)の話をしていると、そこをイジルのも面白いけど、
ニードルジェットをエアブリード式のに変えても面白いよと言われる。
ただし、これの方がムズカシイらしいが。

さて、とりあえずニードルをY6/4段にしてみる。フツーに走れるが薄いかんじ。
でも、明らかガソリンの粒がちいさくなった感じがする。薄い時の振動感はあるのだが振幅がちいさいというか、、。SJを上げ、ニードルをY5/5段にして、メインジェットを濃くしても、まだ、薄い気がする。
開け始めぐらいが、ドン付きじゃないんだが、妙に過敏、それでトルク感が薄いというか、、、。
4速全開 7000rpmぐらいでもなんかパワー感に欠ける。
 ノーマルノズルに戻してみると、燃焼の粒が粗いカンジはするが、こっちの方が素直で乗りやすいし上のパワーも出ているように思う。

Mノズル ロング: 多くのCRユーザー、それもMノズルに興味を示すようなバカ もとい、エンスーの多くはエンジンもいじっているだろう。具体的には社外のピストンで圧縮比をあげ、ハイカムを組むケースだ。
多分、アイドリング時でもけっこうスロットルバルブは上がっているはず。
しかし、俺のG/Sは圧縮比8.2:1 ドノーマル。
アイドリング時にスロットルバルブはちょっとしか開いていない。
IMG_7722.jpg
↑こんな様子。
その状態で、ノーマルよりも高さのあるノズルにしたら、俺がとても重視する開け初めのフィール、スロー系~メイン系へのつながり、それが悪くなるのではないかと危惧していた。

で、やってみました。
とりあえず、ニードルを二段階細く、クリップ段数も二段下げ、MJは5番あげてみた。

アイドリング~1/4ぐらいの繋がりは全く問題なかった。というか、イイカンジだ。
ショートよりも乗りやすい。開け始めの過敏さも抑えられた。ただ、1/8から1/4ぐらいまでの間、トルク感はあるのだが、ちょい濃すぎるかんじの振動があるのでニードルのセットを変えてみた。軽やかさがでた。
ちょい薄い気がするが開けやすい。上の伸びも良い。
まだ、ちまちまとセッテイングを変えている段階だが、このノズル、エンジンの様子が相当に変わる。
 ロングでも明らかにレスポンスが上がる。また、狙い通りに霧化特性が良いのだろう。振動が相当に減る。
OHV 2バルブのこの系統のエンジンは決して静かで洗練されたもんではない。
それが、だいぶ‘上質’なカンジになる。低いギアで高い回転を維持しているとき、ストレスがけっこう減った。
まぁ、レスポンスが上がった事によって車体側のモンダイが顕在化したが。
ノーマルのCRとは別のものです。流石魔王。やるな。
ノーマルの味わいも捨てがたいけどね。

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